Opportunities

生命化学・工学専修の3年生の皆さんへ

食品生物構造学研究室では
『食品タンパク質の立体構造と機能の関係』
『食品の機器分析による特徴づけ』
『食品中の機能性成分の特定とその作用機構の解析』

の研究を行っています。
このような研究に興味がある方、大歓迎です。
研究室見学を随時受け付けていますので、aknagata (atmark) mail.ecc.u-tokyo.ac.jp(永田 宏次)までEメールをください。

当研究室の特徴
1.新人向けのイニシャルトレーニングで、実験の基本を学べます。
2.研究テーマは、教員との数回の面談を経て、決定します。学生の希望を反映するようにしています。
3.少人数の研究グループで、先輩や同級生と密にディスカッションしなから、研究を進められます。
4.毎週または隔週、教員との面談があり、普段相談しにくいことも相談できます。

担当の講義・実習

学部講義(生命化学・工学専修)
・「食品生物構造学」(A2ターム 月2限)-生体分子を解析する手法、生体分子の立体構造と相互作用、化学物質の構造決定について学びます。
参考書いきなりはじめる構造生物学」(神田大輔著、学研メディカル秀潤社)
参考書タンパク質をみる-構造と挙動」(高尾敏文・高木淳一編、化学同人)
参考書物理系薬学 III. 生体分子・化学物質の構造決定」(日本薬学会編、東京化学同人)

応用生物化学実験(生命化学・工学専修)
・「酵素生産と機能解析」-ゲルろ過による酵素の精製、タンパク質の結晶化

(過去)初年次ゼミナール理科(教養学部1年生、H27・H28年度)
・「ミクロの世界を可視化する」-遺伝子やタンパク質分子が生命維持のために働いている様子を目に見える形で理解することを目的とした論文の「読み」「書き」を学びます。
「初年次ゼミナール理科」テキストで、この講義が4ページに渡って紹介されています。
永田宏次, 木下滋晴 (2017). ミクロの世界を可視化する,
In 科学の技法 東京大学「初年次ゼミナール理科」テキスト (東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門, 増田建, 坂口菊恵編), pp. 126-129, 東京大学出版会 (東京).

 

応用生命化学専攻 / 応用生命工学専攻の大学院入試を受験される(検討されている)皆さんへ

当研究室では、生体分子の形や動きを「可視化」することで、これらの分子が生命を支えるしくみを深く理解することを目的としています。これは生体分子の「はたらき」が、その「かたち」によって規定されているためです。

『タンパク質の立体構造・機能解析』では、主に「環境応答や情報伝達に関わるタンパク質」を対象として、X線結晶構造解析やNMRにより、立体構造や他の分子との相互作用を可視化し、標的タンパク質がはたらくしくみを明らかにする研究を進めています。標的タンパク質には重要な「膜タンパク質(受容体・輸送体)」も含まれ、今後注力していく予定です。また、食品機能に関わるタンパク質や物質生産に利用可能な酵素などの「農学において有用なタンパク質」も解析対象とし、立体構造決定だけでなく、変異導入による機能強化や機能改変も進めています。

『食品の機能性とメタボロミクス』では、NMRを食品中の多成分を計測できる「目」として用いて、LC-MSやGS-MSとは異なった視点からの食品分析法の確立を目指しています。NMRによる食品の経時変化(発酵・熟成など)の追跡、品種・産地の鑑別、味予測などの新規手法の開発を中心に進めていますが、NMRだけでは検出しにくい成分や現象もあるので、今後は他の分析方法との組み合わせも進めていく予定です。

生体分子や食品成分の可視化や物理化学的解析に興味がある方、大歓迎です。修士課程学生の主な進路は、博士課程への進学または食品・製薬関連企業への就職です。

オンライン研究室紹介および研究室見学を受け付けていますので、当研究室に興味がある方は、aknagata (atmark) mail.ecc.u-tokyo.ac.jp(永田 宏次)までEメールをください。

令和6(2024)年度大学院学生募集公開ガイダンスとオープンラボが 2023年5月頃に開催される予定です。 詳細は、以下のURLでご確認ください。
http://www.bt.a.u-tokyo.ac.jp/senko/guidance/

担当の講義・実習

大学院講義(応用生命化学専攻 / 応用生命工学専攻)
・「食品物理化学」-生体分子を解析する手法、生体分子の立体構造と相互作用、化学物質の構造決定に関して、研究の進め方を学びます。

大学院講義(応用生命化学専攻 / 応用生命工学専攻)
・「天然物生理化学」-発生・分化に関わるタンパク質の立体構造と機能の関係(1コマ)

大学院講義(応用生命化学専攻 / 応用生命工学専攻)
・「天然物構造解析法」-ペプチド・タンパク質の構造決定法(1. NMR、4. X線回折と電子顕微鏡)(2コマ)

大学院講義(応用生命化学専攻 / 応用生命工学専攻)
・”Bioactive Molecules: Structures, Functions and Biosyntheses” – The basics and research on Bioactive Molecules (both small and large molecules) are explained in a “simple” and “easy-to-understand” manner for international students.(1コマ)

大学院講義(アグリバイオインフォマティクス教育研究ユニット)
・「構造バイオインフォマティクス基礎」-X線結晶構造解析における構造バイオインフォマティクス(2コマ)

 

To those who are interested in Departments of Applied Biological Chemistry and Biotechnology 

Our group, Laboratory of Food Biotechnology and Structural Biology, focuses on the visualization of molecular structures and interactions of proteins and small molecules to understand how these biomolecules act in living organisms. We use X-ray crystallography, nuclear magnetic resonance and other analytical methods.

We welcome graduate students (2-year master course and 3-year doctor course) who are interested in
・structure-function relationship of proteins, mainly food and human proteins involved in biodefense and cell signaling
・structure-function relationship of membrane protein transporters and receptors
・screening, chemical characterization and functional mechanism analysis of functional components in foods
・NMR and LC/GC-MS analyses for the characterization of specific foods and fermentation processes and for the quality control of foods including authenticity testing, detection of adulteration and modification

If you are interested in joining our group, please send an e-mail to Professor Koji Nagata: aknagata (atmark) mail.ecc.u-tokyo.ac.jp.

The admission information is shown here.